コストコ

コストコで現金払いは損?ガソリンスタンドや使える場所を徹底解説

コストコへ買い物に行く計画を立てているとき、ふと支払い方法について不安になることはありませんか。

会員制スーパーという特殊な場所だからこそ、普段のお買い物とは勝手が違うのではないかと心配になりますよね。

特に、クレジットカードを作らずに現金のみで買い物を楽しみたい方や、使える場所と使えない場所の区別がつかずに困っている方も多いはずです。

実は私も最初はシステムがよく分からず、レジでドキドキした経験があります。

この記事では、そんな疑問を解消するために、コストコでの現金利用について詳しくお話しします。

ポイント

  • コストコの店舗内やガスステーションでの現金利用の可否
  • 現金払いとクレジットカード払いのどちらがお得かの比較
  • 万が一現金が足りなくなった時の具体的な対処法
  • 現金で購入した商品の返品ルールやレシートの扱い

コストコで現金は使える?基本の支払い方法

まず最初に、一番の不安要素である「場所ごとの支払いルールの違い」について、徹底的に整理していきましょう。

コストコはアメリカ生まれの倉庫店だけあって、日本の一般的なスーパーとは少し異なるシステムを採用しています。

広い倉庫店内ではエリアによって「現金が使える場所」と「使えない場所」が明確に分かれているため、事前の確認が必須です。知らずに行くと、レジの前で慌ててしまうことになりかねませんので、しっかりと予習しておきましょう。

支払い方法の中で現金のみのケースはあるか

結論から申し上げますと、コストコの倉庫店内(通常の食品や日用品の売り場)にあるレジでは、問題なく現金ですべての支払いが可能です。「会員制だからクレジットカードが必須なのでは?」「海外のスーパーだからキャッシュレス限定なのでは?」と不安に思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、その点は安心してください。日本の一般的なスーパーマーケットと同じように、現金をトレーに出してお釣りを貰うスタイルでお買い物ができます。

実は、コストコの支払い事情において「現金のみ」のケースが発生するのは、クレジットカードのブランド縛りが原因であることが多いです。ご存知の方も多いかもしれませんが、コストコで使えるクレジットカードは世界中で「Mastercard(マスターカード)ブランド」のみに厳格に限定されています。日本でシェアの高いVisaやJCB、American Expressといった主要なカードブランドは、コストコのレジでは一切読み込むことができません。

私自身、初めて友人をコストコに連れて行った際、友人がVisaカードしか持っておらず、レジで決済エラーになってしまった経験があります。その時は幸い友人が現金を持っていたため、ニコニコ現金払いで事なきを得ました。このように、Mastercardを持っていない方にとっては、コストコは実質的に「現金のみのスーパー」となります。逆に言えば、現金さえ持っていれば、カードのブランドを気にする必要もなく、誰でも安心してお買い物を楽しめる場所だと言えるでしょう。

ガソリンスタンドでは現金が使えない注意点

コストコを利用する上で、最も注意が必要なのが「ガスステーション(ガソリンスタンド)」です。倉庫店内の買い物とは異なり、コストコに併設されているガソリンスタンドでは、現金払いは一切できません。これは例外なく、どの店舗でも共通の絶対的なルールです。

なぜ現金が使えないのかというと、コストコのガソリンスタンドは徹底的なコストカットによって地域の最安値クラスの価格を実現しているからです。現金を扱うための精算機の導入コストや、現金を回収・管理するスタッフの人件費、さらにはお釣りの補充の手間などをすべて省くことで、あの驚きの安さを提供しているんですね。

注意:ガスステーションで使える支払い方法

  • クレジットカード(Mastercardブランドのみ)
  • コストコプリペイドカード
  • コストコ・グローバルカードのリワード(ポイント)

※現金投入口自体が存在しません。Visa、JCBなども使用不可です。

「じゃあ、現金派はガソリンを入れられないの?」と思われるかもしれませんが、実は一つだけ裏技的な方法があります。それは、倉庫店内で販売されている「コストコプリペイドカード」を利用する方法です。

手順としては、まず倉庫店内のレジやメンバーシップカウンターに行き、現金で「コストコプリペイドカード(5,000円分や10,000円分など)」を購入します。そのカードを持ってガソリンスタンドに行けば、給油機の読み取り部分にかざすだけで支払いが可能です。少し手間はかかりますが、この方法なら間接的に現金でガソリンを入れることができます。「どうしても現金で管理したい」という方は、この手順を覚えておくと便利です。

ガソリンスタンドの具体的な操作方法や安さの秘密については、以下の記事でさらに深掘りしています。

コストコのガソリンスタンドの使い方は?支払い方法や安さの秘密を解説

フードコートでの現金利用と買い方について

買い物のあとの大きな楽しみといえば、激安で美味しいフードコートですよね。名物のホットドッグやピザ、季節のソフトクリームなど、魅力的なメニューが並びます。このフードコートにおける支払い方法ですが、基本的には現金払いがメインであると考えておいてください。

以前はすべての店舗で、カウンター越しのスタッフさんに直接現金を渡して注文するスタイルでした。しかし、最近では多くの倉庫店で「タッチパネル式のセルフ注文機(キオスク)」の導入が進んでいます。この注文機、店舗によってはクレジットカード対応になっている場合もありますが、依然として現金しか受け付けない機械や、現金専用の列が設けられていることも多いです。

特にフードコートの商品は、ホットドッグ(ドリンク付き)が180円など、非常に低価格です。数百円の支払いのためにクレジットカードを取り出すよりも、ポケットの小銭でサッと支払ってしまった方が早いケースも多々あります。私はいつも、倉庫店内でのお買い物で予算オーバーしてしまわないように、フードコート用の小銭(500円玉や1000円札)をあらかじめ別のお財布やポケットに分けて持っていくようにしています。これなら、買いすぎてお財布が空っぽになっても、ホットドッグを楽しむ余裕を残せますからね。

年会費の支払いは現金でも可能か

コストコを利用するためには会員登録が必要ですが、この時に発生する年会費(個人会員であるゴールドスターメンバーで税込4,840円)も、もちろん現金で支払うことができます。

初めて入会する際は、店舗の入口付近にある「メンバーシップカウンター」で手続きを行いますが、ここでは現金払いが一般的です。身分証明書を提示し、写真を撮影した後、その場で現金を支払ってカードを受け取ります。クレジットカード(Mastercard)での自動引き落とし設定も可能ですが、必須ではありません。「とりあえず1年は現金で払って様子を見たい」という方も大勢いらっしゃいます。

また、2年目以降の更新手続きについても、現金払いは非常にスムーズです。更新月が近づくとレジで「更新されますか?」と声をかけられます。その際、「はい、お願いします」と伝えれば、カートの中の商品代金と合算して、更新料も一緒に現金で支払うことができるのです。わざわざカウンターに並ぶ必要がないので、お買い物のついでにサクッと更新できるのは便利ですよね。私も自動引き落としにはせず、毎年レジで現金払いをして「あ、もう1年経ったのか」と実感するようにしています。

レジで現金が足りない時の緊急対処法

「巨大なカートに欲しいものを次々と放り込んで、いざレジでお財布を開いたら現金が足りない…!」

想像するだけで冷や汗が出るようなシチュエーションですが、実はこれ、コストコ初心者からベテランまで誰にでも起こりうる「コストコあるある」なんです。コストコの商品は一つ一つが大容量で単価もそれなりにするため、予想以上にお会計が膨らんでしまうことがよくあります。

でも、焦らなくて大丈夫です。コストコの倉庫店内には、基本的にATM(E-netなど)が設置されています。多くの店舗では、レジを出た先のエリア(フードコート付近)や、入口から入ってすぐのエリアにATMコーナーが設けられています。E-netのATMであれば、ほとんどの銀行のキャッシュカードが利用可能です。

レジの途中で気づいた場合どうする?

もし、商品をベルトコンベアに載せている最中や、バーコードをスキャンされている最中に現金不足に気づいた場合は、正直にレジのスタッフさん(キャッシャー)に伝えましょう。「すみません、現金が足りないのでATMでおろしてきてもいいですか?」と相談すれば、嫌な顔をされることはまずありません。

その場合、スキャン済みの商品は「保留」という扱いになり、レジ脇の別のカートに移して保管してくれます。その間にダッシュでATMへ行き、現金を下ろして戻ってくれば、続きから会計を再開できます。同伴者がいれば、その場に残ってもらえばさらにスムーズですね。恥ずかしいことではないので、慌てずにスタッフさんを頼ってください。

メモ:ATMの手数料に注意 設置されているATMは提携銀行によって手数料がかかる場合があります。余計な出費を避けるためにも、入店前に多めに現金を準備しておくのがベストなのは間違いありません。

コストコで現金払いは損?デメリットを解説

ここまで「現金でも問題なく利用できる」ことをお伝えしてきましたが、ここからは少し視点を変えて「お得さ」について考えてみましょう。

「現金で払えるなら、わざわざクレジットカードを作らなくてもいいのでは?」と思う方も多いでしょう。

しかし、コストコヘビーユーザーの視点から率直にお伝えすると、現金払いは正直なところ「少しもったいない」と言わざるを得ません。

現金払いだとポイント還元がないデメリット

コストコでの買い物は、どうしても一度の金額が大きくなりがちです。お肉のパック、洗剤、パン、デリカなどを買っていると、あっという間に2万円、3万円を超えてしまいます。この「高額決済」こそが、現金払いの最大のデメリットを生むポイントです。

例えば、1回の買い物で2万円を使ったとします。これを現金で支払った場合、手元の商品以外には何も残りません。ポイント還元は当然ながら「0円」です。しかし、もし1.0%のポイント還元があるクレジットカードを使っていれば、200円分のポイントが戻ってきます。「たった200円?」と思うかもしれませんが、これを年間に換算してみてください。

  • 月1回 2万円利用 × 12ヶ月 = 年間24万円
  • 24万円の1.0%還元 = 2,400円分のポイント

年間で2,400円あれば、コストコの美味しいフードコートのホットドッグ(180円)が13回も無料で食べられる計算になります。現金払いを選択し続けるということは、この「無料で食べられたはずのホットドッグ」をみすみす捨てているのと同じことになってしまうのです。金額が大きくなればなるほど、現金払いの機会損失は無視できないものになっていきます。

クレジットカード払いとお得さを比較

では、具体的にどのような支払い方法がお得なのか、比較してみましょう。前述の通り、コストコで使えるのはMastercardブランドのみです。お手持ちの楽天カードやdカード、PayPayカードなどにMastercardのロゴが入っていれば、すぐにでもポイント生活を始められます。

一般的なクレジットカード(他社カード)の場合、還元率は0.5%〜1.0%程度が相場です。一方、コストコが公式に発行しているカードはさらに還元率が高く設定されています。それぞれの違いを表にまとめてみました。

支払い方法 ポイント還元率 メリット デメリット
現金 0%(なし) 使いすぎ防止になる 管理がシンプル ポイントがつかない ATM手数料のリスク
他社Mastercard 0.5%〜1.0% 普段のポイントが貯まる (楽天ポイントなど) カードによっては コストコが対象外の場合も
コストコグローバルカード 1.5% コストコ利用で最強還元率 リワードは現金同様に使える 年に1回しか ポイントが使えない

このように比較すると、やはり現金払いは「管理のしやすさ」というメリットはあるものの、経済的な面では「ポイント分だけ損をしている」ということが明確になります。

リワードが貯まるグローバルカードの魅力

もしあなたが、今後も定期的にコストコに通う予定があるのであれば、公式の「コストコグローバルカード」の存在は無視できません。このカードの最大の特徴は、コストコでの利用金額に対して1.5%という高還元率でリワード(ポイント)が貯まることです。

一般的なクレジットカードの還元率は1.0%あれば「高還元」と言われる世界ですので、1.5%というのは驚異的な数字です。例えば、先ほどの例と同じく年間24万円利用した場合、還元されるリワードは「3,600円分」になります。これは、コストコの年会費(4,840円)の約75%をカバーできる金額です。さらに利用額が多い方であれば、リワードだけで年会費の元を取れてしまうことさえあります。

貯まったリワードは、年に1回(2月)、カードに自動的に付与され、コストコのレジで現金と同じように支払いに充てることができます。私は毎年、この付与されたリワードを使って、普段は我慢しているちょっと高いお肉や、新しい家電の一部に充てることを楽しみにしています。「現金派だからカードは作りたくない」という方も、コストコ専用の決済ツールとして持っておく価値は十分にあります。

カードの詳細なメリットや実際の使用感については、以下の記事で詳しくレビューしています。

コストコグローバルカードは作るべき?メリット・デメリットと還元率を解説

現金で購入した商品の返品とレシート

コストコには「商品保証」という素晴らしい制度があります。万が一、購入した商品に満足できなかった場合(味が合わなかった、商品が破損していたなど)、商品を返品すれば全額返金してくれるという太っ腹なサービスです。この返品制度ですが、もちろん現金で購入した場合でも問題なく利用できます。

現金払いの最大のメリットとも言えるのが、この返品時のスピード感です。クレジットカードで購入した商品を返品する場合、カード会社を通じた「マイナス請求」という処理になるため、実際に口座にお金が戻ってくるまでに1〜2ヶ月かかることがあります。忘れた頃に返金されるので、ちょっと不安になりますよね。

一方、現金で購入した商品を返品する場合は、その場で、目の前で、現金を返してもらえます。これは非常に分かりやすく、スピーディーです。ただし、スムーズに返品を行うためには「購入時のレシート」が非常に重要になります。会員証の履歴から購入データを追うこともシステム上は可能ですが、スタッフさんが履歴を検索するのに時間がかかったり、確認の手間が発生したりします。

現金派の方は特に、レシートが唯一の「購入証明」となります。万が一の返品に備えて、レシートは捨てずに、できれば次回のお買い物まで保管しておくことを強くおすすめします。お財布の中に入れておくとパンパンになってしまうので、私は自宅の専用ボックスに一時保管するようにしています。

返品時のポイント 返品は購入した店舗以外でも可能です。また、商品自体を半分以上残っている状態で持ち込むのが基本ルールですのでご注意ください。

詳細な返品ルールについては、公式サイトの情報もあわせてご確認ください。 (出典:コストコホールセールジャパン『返品・返金について』

会員以外が現金のみで買い物する方法は?

最後に、「まだ会員ではないけれど、現金で一度コストコを試してみたい」という方への情報です。コストコに興味はあるけれど、いきなり5,000円近い年会費を払うのはハードルが高いですよね。以前は雑誌の付録などで「1日特別ご招待券(ワンデーパス)」が手に入りましたが、現在はそういったキャンペーンはほとんど行われていません。

また、以前存在した「プリペイドカードがあれば非会員でも入店できる」という制度も廃止されてしまいました。現在、非会員の方が正規の方法で入店し、現金で買い物をするための最も現実的で確実な方法は、「会員の知人に同伴させてもらう」ことです。

コストコの会員カード1枚につき、18歳以上の非会員を2名まで同伴させることができます。この方法であれば、入店自体は無料です。ただし、レジでの支払いは「会員本人」が行う必要があります。非会員が自分の財布からお金を出して支払うことは、レジのルール上できません。

同伴時の賢い精算方法

  1. レジのベルトコンベアに商品を載せる際、会員の購入分と自分の購入分の間に仕切り棒(バー)を置きます。
  2. レジスタッフに「支払いは一緒ですが、レシートを分けてください(小計を出してください)」と伝えます。※店舗によってはレシートを分けられない場合もあります。
  3. 会員様がまとめて支払い(現金またはMastercard)を済ませます。
  4. レジを出た後に、レシートを見ながら自分の分の代金を会員様に現金で渡して精算します。

この「後から現金精算」スタイルが、非会員が現金で買い物をする唯一の抜け道と言えるでしょう。もし周りに会員がいない場合は、やはり正規に会員になるのが一番の近道です。もし気に入らなければ、会員自体を退会して年会費を全額返金してもらう「年会費保証」という制度もありますので、まずは現金を持ってカウンターへ行ってみるのも一つの手ですよ。

まとめ:コストコで現金を賢く使うポイント

ここまで、コストコでの現金利用について、使える場所から損得勘定、裏技まで詳しく解説してきました。情報量が多くなりましたので、最後に改めて要点を整理しておきましょう。

  • 店舗内はOK:通常のレジでは問題なく現金が使えます。
  • ガソリンはNG:現金投入口がありません。プリペイドカード購入という手間が必要です。
  • フードコートは現金推奨:小銭を用意しておくとスムーズです。
  • ATMは完備:万が一足りなくなっても、店内のE-netなどで対応可能です。
  • ポイント還元:現金払いは0%還元。お得さを追求するならMastercard(特にグローバルカード)が圧倒的に有利です。

「使いすぎを防ぐために、予算分の現金だけを持っていく」というスタイルは、コストコという「買いすぎる魔力」がある場所では非常に賢い防衛策です。一方で、「年間数万円単位のポイントを取りこぼさない」ためにカード派になるのもまた、賢い選択です。

大切なのは、ご自身のライフスタイルや性格に合わせて支払い方法を選ぶことです。私はお得さを取ってカード派になりましたが、最初は現金派でした。まずは一度、現金を握りしめてコストコの雰囲気を楽しんでみてください。きっと、支払い方法の悩みなんて吹き飛ぶくらい、楽しいお買い物体験が待っていますよ。

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